6杯砂糖のスカらない話

 

なぜか


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mainせんご


コミック1巻が待ち遠しい、センゴク最終章。センゴク権兵衛。


歴史漫画は数多く有れど、オレ的No1はこれに尽きる。


今回はオレが待ちに待った九州編が遂にスタート。


それすなわち・・・・


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島津家の登場である。


やっぱ九州つったら島津だよな・・・・と、鍋島藩副島家末裔のオレが言ってみる。


相変わらず話の見せ方が上手い。


肥前の熊と称され、九州三強の1人に数えられた龍造寺隆信


彼の強さ、恐ろしさをきっちり印象付けさせたうえで、その肥前の熊があっさりと討ち取られるんだから


たまらん。いや、史実だし分かっちゃいる展開とはいえ、魅せるなぁ。


龍造寺の砲撃に倒れていく足軽達。しかし倒れた仲間の死体を盾に前進する島津軍。


島津は敵を恐れず、唯味方大将のみを恐れるとな!?まるでうずおフーリガンズじゃねーか。


しかし龍造寺隆信公はなんぼ通名が肥前の熊とは言え、各種作品で実際熊のように描かれるのは


如何なものか。


3024くまてき


蛮族じゃねーんだから。無双猛獲といい勝負。







そんな熊を討ち取ったのは島津四兄弟の末。


末弟 島津家久


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島津家初代、島津忠良公をして「軍法戦術に妙を得たり」と言わしめた戦争の達人。


そしておそらくは歴史上最初に釣り宣言をした人である。


島津家の必殺戦術、釣り野伏に関しては読者諸兄もよくご存知であろう!


兵を三手に分け、二軍を左右に隠し、少数の中央軍が敗戦を装い撤退し、伏せたポイントまで相手を


引き寄せ三面包囲にて敵を殲滅するという、書いてみるとなんか簡単そうだが実際やってみると


囮になる中央の軍は死と隣合わせ、尚且つ的に誘引の計を悟らせぬ巧妙な闘いを余儀なくされるし


伏せている二軍にしても包囲殲滅の頃合いを図るのは至難という高等戦術である!(やった時ねーけど)


まぁなにしろこれで勝利の山と敵の死体の山を築いて九州の覇者になったんだしやっぱ凄いわけよ。


中でも家久は四兄弟中随一の使い手と言っていい。


いわゆる釣りプロである。


釣りプロ家久の異次元のコマセワークの前には肥前の熊も釣られて討ち死にするしかなかったのだ。



 \      ∩─ー、    ====
      \/ ● 、_ `ヽ   ======
      / \( ●  ● |つ
      |   X_入__ノ   ミ   そんな餌で俺様が釣られクマ――
       、 (_/   ノ /⌒l
       /\___ノ゙_/  /  =====
       〈         __ノ  ====
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        \___)     \   ======   (´⌒
           \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
             \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ



釣り師の先人としては太公望呂尚などが名高いが、人を釣りまくって殺しまくった数では家久に軍配が上がろう。












そしてそんな島津家の当主は長男。


長男 島津義久


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祖父である島津忠良公からは「三州の総大将たるの材徳自ら備わる」と称えられており、かの徳川家康


からは「自らが動かずして、勝つことこそ大将の鑑よ」などと褒め称えられている。


その言葉の通り、自らは薩摩の本拠地から動くことは少なく、戦はもっぱら弟達が出陣する。


ようするに自宅ガーディアンである。


じゃあめちゃくちゃ頭がきれる人なの!?と問われると小一時間程考えてしまうがとにかく当主である。


そんな感じがやはり後の我々にも評価され難いのか、各種作品でもプレイヤーキャラとなることはなく


もっぱらMOB武将として登場する。しかもだいたいチョビヒゲで。


たまに出陣するときは何度もクジを引いて吉凶を占ったとされている。


やはり自宅引きこもりが長いと必然的にそういう趣味に走るのであろう。(曲解)











そしておそらくは歴史物ライト層にも最も有名なのはこの人か。


次男 島津義弘


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島津忠良公から「雄武英略をもって他に傑出する」と称された、兄弟中最強の漢。


初陣では体中に複数の矢を浴び重症を負いながらも敵の首を持ち帰りパワフルぶりをアピール。


豊臣秀吉政権下においては朝鮮出兵でその名を馳せる。


凍死者も多く出る過酷な日本陣営に「さしあたって38,717人(の朝鮮人を)殺してきたバイ!!」


大勝利をもたらし、それ以降、鬼島津と呼ばれることとなる。


大殺戮を敢行しつつも、討ち取ってしまえば敵味方問わず供養するのが島津家の慣わしであり、いわゆる


ツンデレの開祖とも言える。べ・・・別に供養したくないんだからねっ的な。


パワフルさだけがウリの猪武者かといえばそうではなく、部下からの信頼も厚く、義に熱いときてる。


その上、時間を正確に知るために7匹の猫ちゃんを陣中に連れ込むという猫フリークぶりも見せてくれるので


一歩間違うと猫島津と呼ばれていてもおかしくなかった。


なんで時間を知るために猫?という疑問もあるだろう。


鬼島津曰く、猫の瞳孔の具合で時間が分かるそうだ!


さすが猫島津!僕らが分からないことを分かってのけるぅ!!そこにシビれる憧れるぅ!!



           . ィ
._ .......、._    _ /:/l!
 :~""''.>゙' "~ ,、、''‐'、|         _   またまた ご冗談を
゙、'、::::::ノ:::::::_,.-=.  _~:、         /_.}'':,
 ``、/:::::::::__....,._ `゙'Y' _.ェ-、....._ /_゙''i゙ノ、ノ
 ,.--l‐''"~..-_'.x-='"゙ー 、`'-、 ,:'  ノ゙ノブ
"   .!-'",/  `'-‐'') /\ `/ でノ-〈
 .-''~ >'゙::    ‐'"゙./  ヽ.,'   ~ /
   //:::::       ',    /    ,:'゙



うん、実際はそんなもんで時間が分かれば苦労しないわけで・・・。でも当時は、少なくとも猫島津センパイはそう


信じていたのだ!!!なんにせよ結果が出たんだからよしとしたい。


ちなみに7匹中、無事帰国できたのは2匹。


関ヶ原では出陣の通達をしてきた石田三成の部下が下馬しなかった、という理由でキレて出陣しないと言う


おちゃめな一面も。そのくせ、西軍が敗北濃厚になると後ろに下がらず、日向君ばりの中央突破で


敵陣に突っ込みながら撤退するという、俗にいう島津の退き口と呼ばれる


一発芸も披露している。(無事生還)


このウィットにとんだジョーク紛いの撤退劇には島津の地獄のコンビネーション、捨て奸(すてがまり)


が用いられている。捨て奸とは、本隊を逃すために、別働隊が追手の前に座り込み、死ぬまでその場で闘い、


それが全滅すると次の別働隊が同じく死ぬまで戦うという身も蓋もない凄惨な戦術である!


ちなみにこの退き口で甥である首マニア、島津豊久が討ち死にしている。


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勇猛にして家臣には厚く、そして猫大好き。島津家随一の猛将である。









三男 島津歳久


島津忠良公曰く、「始終の利害を察する知計が並なし」とのこと。


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こ・・・・言葉の意味はよく分からんが、さしあたって四人の中ではかなり影が薄い。


薩摩の人々からは稀代の池沼、失礼、稀代の智将と称され、軍事に随行する傍ら、長男義久の側で


政務にも優れた才能を発揮したらしい。


秀吉の九州征伐の際には兄弟の中で唯一人、和睦を主張したのは有名な話。


他の脳筋三兄弟が抗戦したため、その意見は取り入れられる事はなかったわけだが、その後が凄い。


敗戦が濃厚となり、他の兄弟が和睦しようとすると、1人だけ最後の最後まで徹底的に秀吉を襲撃した。


それだけ聞くと単にいじけて駄々をこねたように思えるが、深謀遠慮があった。


和睦には時があり、その機を逃した上は敗戦後の立場を考えて行動すべしと。


最後は時の支配者、豊臣秀吉の怒りを一心身に受け、長男義久からも追討軍を出されることとなり自害して果てるが


秀吉の怒りを自分のみが受けること、それによって秀吉の目線を島津から反らし、家や兄弟を守ったのである。


ある意味では島津家でNo1のすてがまりっぷりと言える。このファインプレイには当主義久もいたく感動したそうで


彼の血脈は断絶されることはなかった。まさにベスト捨てがまラーだったのである。









おお、センゴクの良さを綴ろうと思ったら島津家の話に傾倒してしまった・・・


おそらく今回が最後ということは小田原までだろうか・・・或いは関が原後、権兵衛死去までを描くのだろうか。


いずれにせよ楽しみである
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Comments

 
歴史は全く関心がなく、島津家のくだりは初めて耳にしたほどなのですが、こうした細かい逸話は興味ひかれますね。
紹介の仕方がお上手なので、お世辞じゃなく読んでみたくなりました。
 
Re: タイトルなし 
mou

是非ご一読ください。

歴史に興味ない方でも歴史を楽しむきっかけになりうる漫画だと思っております。

センゴク 1~15巻 センゴク天正記 1~15巻 センゴク一統記 1~15巻

が既刊です。

現在は最終章である センゴク権兵衛 に突入しております。

中々読み応えがあるので、もし読むことがあれば、是非感想をお聞かせくださいよ!
 
 
4巻まで読みました。面白いですね。
 
 
ほう!読んだかね!

ストーリーは基本史実に忠実なので知っていればそのまんまなんだけど

細かい部分の描写なんかが魅せるし、後になればなるほど画力も上がって

楽しめるので是非最後まで。
 


 
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